スウェーデン (SE) Sweden
※以下の情報は「地球の歩き方」からの抜粋です
スウェーデンの基本情報

東はフィンランド、西はノルウェーと接し、南はオーレスン海峡を挟んでデンマークと向かい合う北欧最大の国。
先祖は9世紀前後にヴァイキングの名で知られる海洋民族であった。旧市街ガムラ・スタンのレトロな雰囲気と、
最新のショップやレストランなどが混在する、首都ストックホルムは北欧諸国で最も洗練された町だ。しかし、
国土のおよそ半分は森林に覆われており、トレッキングやフィッシングなど、大自然を楽しむこともできる。
面積 45万km2
人口 約919万人(2008年2月)
首都 ストックホルム Stockholm
民族構成 スウェーデン人98%、ほかにサーメ人やフィンランド人など
宗教 プロテスタント(福音ルーテル派)
言語 スウェーデン語。ほかにサーメ語やフィンランド語など。また多くの国民が英語を話す。
祝日・祭日
2009年 ※印は移動祝祭日
1月1日 新年
1月6日 顕現日
4月10日 ※聖金曜日
4月12日 ※イースター
4月13日 ※イースターマンデー
5月1日 メーデー
5月21日 ※昇天祭
5月31日 ※聖霊降臨祭
6月6日 ナショナルホリデー
6月20日 ※夏至祭
10月31日 ※万聖節
12月24日 クリスマスイブ
12月25日 クリスマス
12月26日 ボクシングデー
12月31日 大晦日
イベント・その他
ストックホルム、ヨーテボリを中心に音楽、芸術、スポーツと幅広いイベントが行われている。スウェーデンの
夏の風物詩でもあるザリガニ・パーティは毎年8月1日のザリガニ解禁日に行われ、新鮮なザリガニを味わえる。
4月30日に行われるヴァルボリ(ワルプルギス)の夜祭は、春の到来を大きな焚き火を囲みながら祝うスウェーデン
伝統の行事。
【特産物】
最も人気のあるのは、おしゃれな北欧デザインのグッズ。特にオレフォスやコスタ・ボダなどのガラス製品がおすすめ。
ほか、ダーラナ地方の木彫りの馬人形ダーラヘストやサーメ人の民芸品であるニット製品やジュエリーなどの
スウェーデンの伝統工芸品も定番。食料品ならほかの北欧諸国でも見かけることのできるニシンの酢付けがおすすめ。
カレー味やトマト味などバリエーションも豊富。
【スウェーデン生まれの有名人】
ノーベル賞を制定したアルフレッド・ノーベルAlfred Nobellはスウェーデンの出身。現在も平和賞を除くノーベル賞の
授与式はストックホルムで行われる。また、スウェーデンは映画や音楽の方面で多くの有名人を輩出している。
映画界では監督のイングマール・ベルイマンIngmar Bergmanや女優のイングリット・バーグマンIngrid Bergman、
グレタ・ガルボGreta Garbo、アニタ・エクバーグAnita Ekberg。音楽界でまず挙げられるのは、1970年代後半から
1980年前半まで活躍したABBA、日本でもセカンドアルバム「LIFE」が大ヒットしたスウェーデンポップスバンドの
カーディガンズThe Cardigansや北欧のディーヴァ・メイヤMejaなど。そのほか「分類学の父」と称される植物学者
カール・フォン・リンネCarl von Linneなど、多くの著名人を輩出している。
通貨単位
通貨単位はクローナKrona(単数)。略号はSEK。また、補助通貨としてオーレOreがある。1SEK=100Ore。
紙幣は20、50、100、500、1000SEKの5種類、コインは50Ore、1、5、10SEKの4種類。
2009年2月現在、1SEK=13.18円。
両替
空港、銀行の両替所で日本円からの両替ができる。ホテルは両替レートが悪いので、銀行や中央駅などの両替所が
おすすめ。
両替の時の証明書は出国時の再両替の際に必要なので、大切に保管しよう。使い残した通貨は紙幣に限り再両替できる。
スウェーデンの入国とビザ
【ビザ】シェンゲン協定加盟国内で、滞在日数が6カ月間90日以内の場合は、ビザは不要。
それ以上の滞在になる場合は、大使館でビザの申請を行う。
【パスポート】パスポートの有効残存期間は3カ月。出入国カードや税関申告書はない。
※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがございます。
必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
日本からスウェーデンへのフライト時間
2008年4月現在、日本からの直行便はない。コペンハーゲンやヘルシンキ、アムステルダム、ロンドン、パリ、
フランクフルトなどを経由することになる。所要時間は14~18時間くらい。
スウェーデンの気候
気候 東はフィンランド、西はノルウェーに接し、南はオーレスン海峡を挟んでデンマークと向かい合う、北欧諸国
最大の面積を持つ国。国土の北部はラップランドと呼ばれる北極圏の地。国土の53%が森林で9万以上の湖が点在し、
バルト海に面して2700kmもの海岸線が続く。南部のスコーネ地方だけが豊かな穀倉地帯。ほかの北欧諸国と同じく、
沿岸を流れるメキシコ湾流のおかげで、緯度のわりには穏やかな気候。四季も比較的はっきりと分かれている。
北極圏以北のラップランド地方では、夏には太陽の沈まない白夜になり、また冬には太陽がまったく昇らなくなる。

スウェーデンの時差とサマータイム
中央ヨーロッパ時間(CET)を採用しており、時差は8時間。日本時間からマイナス8時間となる。サマータイムは、
3月最終日曜から10月の最終日曜まで。1時間早くなり時差は7時間になる。飛行機や列車など乗り遅れに注意しよう。
ビジネスアワー
【銀行】月~水・金曜9:30~15:00、木曜9:30~18:00(ストックホルムでは9:00~17:30もある)、土・日曜は休み
【商店】月~金曜9:30~18:00、土曜9:30~14:00、日曜は休み
【デパート(ストックホルム)】月~金曜10:00~19:00、土曜10:00~17:00、日曜12:00~17:00
【スーパーマーケット】月~金曜9:30~20:00、土曜9:00~16:00
日曜は休み(小さなスーパーマーケットでは日曜も営業する場合がある)
スウェーデンの度量衡
日本と同じく、メートル法を採用している。
チップ
料金にサービス料が含まれている場合がほとんどのため、チップの習慣はない。ホテルなどで大きな荷物を持って
もらうなど、特別な用事を頼んだときに、お礼として渡す程度でいいだろう。
レストランでも、料金にサービス料が含まれていないときのみ、7~10%程度のチップを渡す。
タクシーの場合は大きな荷物を持ってもらうときはもちろん、通常の乗車の場合も料金の端数分を渡すのが普通。
税金
スウェーデンでは、ほとんどの商品に12~25%の付加価値税(VAT)が課せられているが、EU加盟国以外の国に居住
している旅行者が、「TAX FREE」と表示のある店で1日1店舗につき200SEK以上の買い物をした場合、所定の手続きを
すれば商品にかけられている付加価値税の最大約17.5%が払い戻しになる。
スウェーデン出国後、ほかのEU加盟国を旅行してから帰国する場合、最終的にEU加盟国を出国する際に手続きをして
税金の還付を受けることになるので、スウェーデンでの手続きは不要。
数カ国分のリファンドチェックもまとめて計算してくれる。
電圧とプラグ
電圧は220Vで周波数は50Hz。日本から電気製品を持っていくには変圧器が必要となる。
プラグは丸2ピンのB、Cタイプ。

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ビデオとDVD方式
日本のNTSC方式ではなく、PAL方式となるので、現地で購入したビデオソフトは一般的な日本の国内用ビデオデッキでは
再生できない。DVDの場合はリージョンコードが同じなので、PAL方式をNTSC方式に変換出力できるプレーヤーなら見る
ことができる。
スウェーデンの水
ほとんどの場所で、水道水を飲むことができる。心配なら、キオスクやコンビニでミネラルウォーターを購入するといい。
ミネラルウォーターはほとんどが炭酸入りのため、苦手な人は確認してから買うこと。
スウェーデンの郵便
郵便局はポストコントールPostkontorといい、角笛と王冠がシンボルマーク。シンボルマークのついた黄色と青のポスト
を町中で見かけるだろう。投函の際にはAir Mailと明記するか「PRIORITAIRE」と印刷されたブルーのシールを貼ること。
また、コンビニやガソリンスタンドでも郵便物を取り扱っている。わざわざ郵便局へ行かなくても、店頭にシンボルマーク
の付いたコンビニやガソリンスタンドに行けば、営業時間中ならいつでも郵便物を受け付けてくれる。
【郵便料金】日本までは、ハガキ1枚および20gまでの封書は、11SEK。
【郵便局の営業時間】月~金曜9:30~18:00、土曜10:00~13:00。日曜は休み。
電話のかけ方
【スウェーデンから日本への電話のかけ方】
はじめに国際電話識別番号00をダイヤルし、日本の国番号81、続いて市外局番(最初の0は不要)、相手先の番号を
ダイヤルする。
東京(03)1234-5678へ電話をかける場合
00(国際電話識別番号)
▼
81(日本の国番号)
▼
3(0を取った市外局番)
▼
1234-5678(相手先の電話番号)
【日本からスウェーデンへの電話のかけ方】
はじめに電話会社の番号、次に国際電話識別番号010をダイヤルし、スウェーデンの国番号46、0を除いた市外局番、
続いて相手先の番号をダイヤルする。
日本からストックホルムの(08)12-345678へかける場合
国際電話会社の番号
001(KDDI)※1、0033(NTTコミュニケーションズ)※1、0061(ソフトバンクテレコム)※1、005345(au携帯)※2、
009130(NTTドコモ携帯)※2、0046(ソフトバンク携帯)※3
▼
010(国際電話識別番号)※2
▼
46(スウェーデンの国番号)
▼
8(市外局番の0を除いた番号)
▼
12-345678(相手先の電話番号)
※1 「マイライン」の国際通話区分に登録している場合は不要。詳細はURL www.myline.org
※2 NTTドコモは事前登録が必要。auは、010が不要。
※3 ソフトバンクは事前登録が必要。0046をダイヤルしなくてもかけられる。
国際電話は一般の加入電話やどの公衆電話からでもかけられる。日本までは1分につき12SEK。ホテルの電話から
かけると、これより高くなるので注意しよう。また、国内電話の場合、公衆電話の最低料金は市内で2SEK。硬貨は50Ore、
1、5、10SEKに加えE1、2が利用できる。使い方は日本と同じく、受話器を手にとり、コインを入れてからダイヤルする。
おつりは出てこない。
テレホンカードは、街頭のキオスクなどで購入できる。度数は50と120の2種類。空港や駅、大きなホテルのロビーなど
にはクレジットカードの使える電話もある。国内電話番号案内は118118、国際電話番号案内118119。
スウェーデンの食事
伝統的な家庭料理はミートボール(ショットブラールKottbullar)で、炒めて木の実の甘いジャムを添えて出される。
軽食スタンドでも食べられるポピュラーなメニューはピュッティパンナPyttipanna。賽の目のジャガイモやハム、肉などを
炒め、目玉焼きをのせたもの。「ヤンソン氏の誘惑Janssons Frestelse」と呼ばれる料理は、ジャガイモとアンチョビを交互
に重ね、クリームをたっぷりかけてオーブンで焼き上げる家庭料理。パーティの夜食にもよく出されるとか。
また、スウェーデンと言えば、スモーゴスボードと呼ばれるビュッフェ形式の食事。日本でいう「ヴァイキング料理」の発祥
の地。このスモーゴスボード、魚料理をはじめ前菜風の料理から肉料理、チーズ、パン、そしてデザートまで、各種ズラリ
と並ぶ様子は壮観だ。食べるのに特別なルールはないが、ニシンの酢漬けからスタートするのが一般的。小エビなどの
冷たい魚料理を食べたら、温かい魚料理、次にハムやパテなどの冷たい肉料理、そしてミートボールなどの温かい肉料理、
野菜、卵料理と続き、最後はチーズ、そしてデザート。いらないものは飛ばして、好きなものだけ食べ続けても構わないが、
取り皿に山盛りにだけはしないこと。皿は何度取り替えても構わない
。温かいものと冷たいものや、肉料理と魚料理など、違う種類をひとつの皿に盛るのはマナー違反。
一度皿に取ったのを残すのも失礼。最低限のルールは守って豪華な料理を堪能しよう。
安全とトラブル
他のヨーロッパ諸国と比べても、治安は良好。しかし、2004年の旧東欧諸国のEU加盟後、置き引きや窃盗などの犯罪は
増加の一途をたどっている。荷物から目を離さないように注意し、夜中のひとり歩きなどはやめよう。
マナー年齢制限
飲酒・タバコは18歳未満の場合は不可。また、レンタカー会社によっては23歳や25歳以上などの制限がある。
アルコールが購入できるのは、政府直営のリカーショップ、システム・ボラシェットSystem Bolagetのみ。
料金は333mlのビール1本20~30SEKと高い。アルコール度数3.5%以下のノンアルコールビールなら、
もう少し安く、こちらはスーパーやコンビニでの購入が可能。
喫煙・タバコには重い税金がかけられており、日本と比べても非常に高い。マルボロなら20本入り1箱800円くらい。
スウェーデンでは、公共の場での喫煙は法律で禁止されており、ほとんどのレストランは禁煙。
ホテルは喫煙室と禁煙室に分かれている。近年はバーも全面禁煙とするところも増えてきている。


