イギリス (GB) United Kingdom - Great Britain
※以下の情報は「地球の歩き方」からの抜粋です
イギリスの基本情報

イギリスといえば、バラの花咲くイングリッシュ・ガーデン、歴史と伝統を残したマナー・ハウス、そして優雅な午後の紅茶が思い浮かぶのではないだろうか。カントリー・サイドには多くの自然が残り、そこで暮らす人々と話しながら旅していくと、ゆったりとした時の流れを感じとることができる。しかし、イギリスには、ロンドンという刺激的な大都市もある。ショッピング、エンターテインメントなど、あらゆる文化の最先端と伝統が混在するロンドンは、カントリー・サイドとは一味違った魅力が凝縮されている。イギリスという国は、何度訪れても飽きることがない、さまざまな顔を持っている。
人口 約6058万7000人 日本の約2分の1
首都 ロンドン London
元首 女王エリザベス2世 Queen Elizabeth II
民族構成 エリア別では、イングランド人83.8%、スコットランド人8.4%、ウェールズ人4.9、アイルランド人2.9%、マン人
民族的には、アングロ・サクソン系92.1%、インド系4%、アフリカ・カリビアン系2%
宗教 英国国教会 Anglican Church 58%、カトリック Catholic Church 10%、バプティスト Baptist 3%、
無宗教23%。ほかにイスラム教、ヒンドゥー教、ユダヤ教など。
言語 英語
祝日・祭日
土・日曜と祝日が重なる場合は、その翌日が振替休日となる。
イースター前後とクリスマス前後~新年の休暇中は、見どころのほか多くのショップや宿泊施設が休業する。
特にクリスマス前後~新年は交通機関も平常運行しなくなるので要注意。(※は年によって異なる移動祝祭日)
(Sはスコットランド、Iは北アイルランド)
2009年
1月1日 ニュー・イヤーズ・デー
1月2日 ※バンクホリデー(Sのみ)
3月17日 ※聖パトリックス・デー(Iのみ)
4月10日 ※グッドフライデー
4月12日 ※イースター
4月13日 ※イースター・マンデー・バンクホリデー(S以外)
5月4日 ※メイ・バンクホリデー
5月25日 ※スプリング・バンクホリデー
7月12日 オレンジマンズ・デー(Iのみ)
8月4日 ※サマー・バンクホリデー(Sのみ)
8月25日 ※サマー・バンクホリデー(S以外)
12月25日 クリスマス・デー
12月26日 ボクシング・デー
通貨単位
単位はポンド£(Pound。正しい発音は“パウンド”)とペンスp(Pence) 。
£1=100p≒約150円(2009年1月現在)。
紙幣の種類 £5、£10、£20、£50(スコットランドのみ£1紙幣もある)
硬貨の種類 1p、2p、5p、10p、20p、50p、£1、£2
スコットランドや北アイルランドなどでは独自の紙幣を発行しているが、イングランドでも通用する。
ただし、アイルランド共和国のIrish pound(IR£)はイギリスでは使えない。
スコットランドと北アイルランドの通貨は帰国後換金できないので、使いきるか、早めにイングランドの
通貨に変えてしまおう。
両替
空港や市内の銀行や両替所、ホテルなどで両替できる。
“Bureau de Change”など、町でよく見かける両替所や一部の銀行では、両替にかかる手数料や交換レート
が店によって異なることもあるので、必ず確認しよう。
銀行でポンドのトラベラーズチェック(以下T/Cと略す)を現金化する際、手数料がかかるかどうかは、
その銀行とT/Cの発行元である会社が提携しているかどうかによる。下記が提携しているので、自分のT/Cの
種類に応じた銀行を選ぼう。
・American Expressは、Lloyds Bankと提携
・VISAは、Barclays Bankと提携
イギリスの入国とビザ
【ビザ】観光目的の旅であれば、通常は6カ月以内の滞在についてビザは不要。
【パスポート】パスポートの有効残存期間は、滞在日数以上あればよいが、6カ月以上が望ましい。
予防接種も不要
※外国籍の方は別途領事館で確認が必要です。
※無査証の条件として、帰国便航空券の所持等が必要な場合があります。詳しくは大使館にご確認ください。
※急な変更も予想されますので、詳細は大使館にご確認ください
日本からイギリスへのフライト時間
日本からドイツまでのフライトは、直行便で約12時間。
現在4社(日本航空、全日空、ブリティッシュエアウェイズ、ヴァージンアトランティック社)の直行便が運航。
イギリスの気候
イギリスは北緯50~60度の間にあり、ロンドンは、サハリン中央部と同じくらいの緯度(北緯51度)で北海道よりずっと北に
位置する。しかし、メキシコ湾からやってくる暖流と偏西風の影響のおかげで冬でも温暖で雨が多い。暖流の影響を受ける
西岸では、特にこの傾向が強い。
イギリスの天気は予測がつかない。「シャワー」(サーッと降るにわか雨のこと)と「サンシャイン」が1日の間に何度も繰り返さ
れる日が多く、非常に計画が立てにくい。雨量は、年間を通じてあまり変化がない。梅雨があるわけではないが、雨具やフード
付ジャケットなどを準備していったほうがいいだろう。
また、緯度が高いということは、日照時間がだいぶ日本と違ってくる。夏にはサマータイム実施時でも20:00~21:00頃まで
は充分に明るい。その代わり冬には場所により15:00頃に日没などということになるので要注意。時期によって旅の計画を
考えるといいだろう。
ロンドンと東京の気温 ロンドンと東京の降水量

イギリスの時差とサマータイム
通常日本との時差は9時間で、日本時間から9を引けばいい。
つまり、日本の8:00がイギリスでは前日の23:00となる。これが、サマータイム実施中は8時間に変わる。
サマータイムは、3月の最終日曜の深夜1:00から10月の最終日曜の深夜1:00まで。多くのヨーロッパ諸国と
は異なるので注意が必要
ビジネスアワー
以下は一般的な営業時間の目安。店によって異なる。
ショップなどは、ある曜日だけ19:00/20:00と遅くまで開ける店や、日曜営業する店も増えている。
【銀行】月~金曜9:30~16:30(土曜の午前中のみオープンするところもある)
【デパートやショップ】月~土曜9:30/10:00~18:00/19:00。週のうち木曜だけ20:00くらいまで開ける店も増えてきている。
また、日曜と祝日も6時間(11:00~17:00、12:00~18:00など)のみ営業する店もあり、
11月~クリスマスにかけて、日曜営業する店が増える。
【レストラン】朝食9:00~11:00、ランチ12:00~14:30、アフタヌーン・ティー15:00~17:00、
ディナー17:30~23:00
【パブ】月~土曜11:00~23:00、日曜12:00~15:00、19:00~22:30(14:30~18:30前後の時間帯で休業する店もある)
※レストラン、パブは2006年春より深夜営業する店が増えている。
イギリスの度量衡
公式には日本の度量衡と同様。ただし、長さは1インチinch(=2.54cm)、重さはポンドlb(=453.6g)距離はマイル
(=1.61km)といった単位も広く使用されている。
ショッピングの際のサイズ表示の違いなどにも気を付けたい。パブでのビールの注文もパイント単位。
チップ
ホテルやレストランなどの料金にサービス料が含まれている場合、必ずしもチップ(ティップと発音)は必要ではない。
ただ、快いサービスを受けたときには、相場を参考にし、スマートにチップを渡したい。
【タクシー】料金の10~15%くらいの額。
【レストラン】店の格によるが、一般的にはサービス料が請求されないときに10~15%くらい。
【ホテル】ポーターには、スーツケース1個につき50p~£1くらい。ベルボーイやルームサービスに対しては、50pくらい。
【トイレ】掃除の係員がお皿を前に置いて座っていたら、10~20p。
駅構内のトイレなどは小銭を入れないと入れないシステムになっている場合もある。
【ガイドツアー】現地発着のツアーでは、最後にお礼程度のチップを渡す人も多い。
税金
イギリスではほとんどの商品にVATと呼ばれる付加価値税が17.5%(内税)かかっている。ただ、旅行者は手続きをすれば
この税金が戻ってくるので、ある程度の額の買い物をした場合には、忘れずに手続きしたい。
ちなみにこの手続きがとれるのは、一般的に現地で未使用の商品。現地で使用したものや、ホテル代や飲食代といった
現地で受けたサービスには適用されない。
イギリスの電圧とプラグ
電圧は220~230Vで周波数50Hz、プラグは3本足のBFタイプ。
日本国内の電化製品はそのままでは使えないので、変圧器が必要。
BFタイプのプラグ

イギリスのビデオとDVD方式
イギリスのテレビ・ビデオ・DVD方式(PAL方式)は、日本やアメリカ(NTSC方式)と異なるので、一般的な日本国内用デッキ
では再生できない。ソフト購入時に確認を。
イギリスの水
イギリスの水道水は日本と異なり、硬水。そのまま飲むこともできるが、体調が不安な人はミネラルウォーターを買おう。
なお、スティル・ウォーターStill Water(炭酸なし)、スパークリング・ウォーターSparkling Water(炭酸入り)かどうか、
確認してから購入したい。
イギリスの郵便 イギリスの郵便はロイヤルメールRoyal Mailと呼ばれる。
【郵便局の営業時間】一般的に平日9:00~17:30、土曜は9:00~12:30(昼休みをとったり、土曜も休業するところもある)。
日曜、祝日は休業。
【郵便料金】日本へのエアメールの場合、ハガキおよび封書10gまで£0.56、20gまで£0.81。
【スモール・パケットSmall Packet】2kgまでの小包(中身に手紙などの書簡を入れてはいけない)。
【パーセルParcel】2kg以上の荷物。箱詰めの荷物を送るのに便利。高速便、スタンダード、船便(by Ship)の3種類。
【サインド・フォーSigned for】速達。日本への速達はインターナショナル・サインド・フォー。
イギリスの電話のかけ方電話のかけ方 【日本への電話のかけ方】
00(国際電話識別番号)
▼
81(日本の国番号)
▼
相手先の電話番号(市外局番の最初の0は取る)
【日本からの電話のかけ方】
日本からロンドン(020)7123-4567へかける場合
国際電話会社の番号
001(KDDI)※1、0033(NTTコミュニケーションズ)※1、0061(ソフトバンクテレコム)※1、005345(au携帯)
※2、009130(NTTドコモ携帯)※2、0046(ソフトバンク携帯)※3
▼
010(国際電話識別番号)※2
▼
44(イギリスの国番号)
▼
20(最初の0を取った市外局番)
▼
7123-4567(相手先の電話番号)
※1 「マイライン」の国際区分に登録している場合は不要。詳細はURL www.myline.org
※2 NTTドコモは事前登録が必要。auは、010は不要。
※3 ソフトバンク携帯は事前登録が必要。0046をダイヤルしなくてもかけられる。
【現地での電話のかけ方】
ロンドンの市外局番は020。市外通話(市内通話では不要)・特別局番などは( )の番号の0を含めてすべを回す。
<プッシュフォン Pushphone>20p以上の硬貨が使え、投入した金額と使用中の残高が刻々と表示される。
おつりは余分に入れた硬貨の分しか戻ってこない。相手が出てからお金を入れる旧式電話もたまに見かける。
<インターネットキオスク、マルチフォン Internet Kiosk&Multiphone>
どちらも通話はクレジットカードと現金が使える。大きなタッチスクリーンとキーボードが付いていて、
e-mailを送ることもできる。アルファベットのみ使用可。メールはウェブベースのアドレスのみに送れる。
<クレジットカードフォン Credit Cardphone>
観光都市の中心部なら、たいていはある。使えるカードは、アメックス、JCB、マスター、ビザなど。
<テキスト&e-mailフォン Text&e-mailphone>
現金とクレジットカードが使える。小型画面とキーボードが付いている。
ホテルなどからの国際電話は割高なので、手数料などを確認してから利用したい。
その他 【ユースフルアドレス】
警察・消防・救急 999または112(緊急電話すべて)
電話番号案内 118-500(有料)
イギリスの安全とトラブルロンドンの地下鉄は、日本よりもストや故障などで運行が乱れたり、駅が閉鎖になったりすることもあるので、帰国の飛行機に
搭乗する日などは、時間に余裕をもつようにしたい。
置き引き、スリ、ひったくりといった被害は、毎年数多く報告されているので、気を付けよう。
ほかにも、エコノミーホテルでの宿泊、予約でのトラブルも増加している。慎重にホテル選びをしたいもの。
イギリスの年齢制限
イギリスでは18歳未満の、酒類とタバコの購入は不可。
また、レンタカーは空港や主要な観光地でなら、ほとんど借りることができるが、年齢制限があり、身分証明証
代わりにクレジットカードの提示を要求される。カードを持っていない場合は、貸し出し拒否の可能性が高い。
マナー
地下鉄など、エスカレーターで立つ場合は右側へ。列(キューqueue)に並ぶときには、窓口がいくつあっても1列に並び、
順番が来たら空いた窓口へ向かう。タクシーやバスを停めるときには横に手を出して合図する。タクシーの料金は降車後、
窓越しに行う。喫煙 公共の屋内空間、飲食店(パブなども含む)では禁煙。
エレベーターの乗り降りや、ドアの出入りは常に女性優先、レディファーストで。また、ドアを開けて通り抜けるとき、後ろに
人が続いていたら、礼儀としてドアを開けたまま待つようにしよう。 イギリスでは駅のエスカレーターでは、急ぐ人のために
左側を空けます。 手の甲を相手に向けて裏返しのVサインをしてはいけない。これは相手を侮辱する意味となるので注意。


