ベルギー (BE) Belgium
※以下の情報は「地球の歩き方」からの抜粋です
ベルギーの基本情報

飛行機がブリュッセル空港に近づいて高度を下げ始めると、森や牧草地、整然と耕された畑、そしてその間に
赤レンガでできたおもちゃのような家々が見えてくる。幼い頃絵本で見たヨーロッパの風景にそっくりだ。
フランス、ドイツ、オランダ、ルクセンブルクと国境を接し、ドーバー海峡によってイギリスと通じているベルギーは、
“ヨーロッパの心臓”と呼ばれている。首都ブリュッセルは、EU本部やNATOなどの機関が集まるヨーロッパきって
の国際都市である。これには地理的な条件もあるが、何よりベルギーがゲルマンとラテンというヨーロッパの2大民族
の融合した国であるというのも、大きな要因となっているのだ。
ゲルマンとラテンの文化がたくみに調和したこの小さな国ベルギーは、ここを訪れる私たちの心に、ヨーロッパの人々
が長い歴史のなかで大切に造り上げてきたものが何であるかをしっかりと刻み込んでくれる。
そして外国に侵略された歴史が長いだけに、外国人には開放的で親切だが、自分たちの生活や伝統を頑として変え
ない一面ももっている。ベルギーを訪れることなくしてヨーロッパを語ることなかれ、というのは大げさだとしても、
ヨーロッパを知りたかったらベルギーを見るのが最も近道だとはいえそうである。
人口 約1058万人(2007年)
首都 ブリュッセル Bruxelles(フランス語)ブラッセル Brussel(オランダ語)
面積 約3万159km2(四国の約1.67倍)
元首 アルベール2世 Albert II
民族構成 フラマン人約60%、ワロン人約40%
宗教 カトリック約75%、プロテスタントとそのほか約25%
言語 フランス語、オランダ語(フランデレン語)が多い。ブリュッセルを中心に北部がオランダ語、
南部がフランス語(ブリュッセルは2言語併用地域)。ドイツ語圏もある。
祝日・祭日
キリストに関する祝日が多い。年によって異なる移動祝祭日(※印)に注意。
*印はナショナルホリデーではないが、官庁、公共機関、学校および同様の施設は休みとなる。
2009年
1月1日 新年
4月12日 ※復活祭
4月13日 ※復活祭翌日の月曜日
5月1日 メーデー
5月21日 ※キリスト昇天祭
5月31日 ※聖霊降臨祭
6月1日 ※聖霊降臨祭の翌日
7月11日 *オランダ語圏共同体の記念日
7月21日 建国記念日
8月15日 聖母マリアの被昇天祭
9月27日 *フランス語圏共同体の記念日
11月1日 万聖節
11月11日 第1次世界大戦休戦記念日
11月15日 *ドイツ語圏共同体の記念日(ドイツ語圏のみ)
12月25日 クリスマス
12月26日 *聖エチエンヌの日
通貨単位
貨単位はユーロ。略号はE(EURO、EURとも略す)。補助通貨単位はセント(¢)。それぞれのフランス語読みは
「ユーロ」と「サンティーム」、オランダ語読みは「ユーロ」と「セント」となる。
1ユーロ=100セント≒150円('09年1月現在)。独自デザインの硬貨の裏面はアルベール2世の横顔。
紙幣はE500、E200、E100、E50、E20、E10、E5。
硬貨はE2、E1、50¢、20¢、10¢、5¢、2¢、1¢。
両替
ベルギーでは 銀行、郵便局、空港や主要駅、街なかの両替所、ホテルなどで両替ができます。一般的に銀行の
レートが一番いいと言われている。
ベルギーの入国とビザ
【ビザ】90日または3カ月以内の観光目的の旅であれば、ビザは不要。
【パスポート】パスポートの残存期間は原則として入国時6カ月以上必要
(往復の航空チケット所持が望ましい)。入国カードは必要ない。予防接種不要
※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがございます。
必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
日本からベルギーへのフライト時間
日本からベルギーへの直行便はない。ヨーロッパの主要都市まで11~12時間。
そこからベルギーまでは 1~2時間程度。
ベルギーの気候
穏やかな西海岸性気候で、比較的過ごしやすいが、5月下旬あたりまで気候が変わりやすく、薄手のセーターを
用意していったほうがいいだろう。夏、6~8月はカラッと乾燥していて過ごしやすい。
10月からは、アルデンヌ地方などで秋の紅葉がすばらしい時期だが、曇りの日や霧雨も多くなる。冬の寒さは
それほどでもないが、内陸に入ると寒さが厳しくなる。
また、1年を通じて少量の降雨があるので、アノラックや雨具を携帯するといいだろう。

ベルギーの時差とサマータイム
日本との時差は8時間。日本が8:00のとき、ベルギーの当日深夜0:00。
サマータイム時(3月最終日曜から10月最終日曜)は7時間。
ベルギーのビジネスアワー
以下は一般的な営業時間の目安。ショップやレストランなどは、店により異なる。
【銀行】月~金曜9:00~16:00(昼休みを1時間とる所も多い)。
【デパートやショップ】月~土曜10:00~18:30(デパートは10:00~19:00)。日曜営業するスーパーも増えている。
【レストラン】ランチ12:00~14:30、ディナー18:30/19:00~22:00頃。
【カフェ、ブラスリー】10:00~翌1:00。
ベルギーの度量衡
日本と同じメートル法が採用されている。洋服等購入の際は、試着をしてからがいいだろう。
チップ
ホテルやレストランなどでは、直接サービスを受けた相手にチップを渡すのが一般的。以下は目安。
ホテル、レストランの格によって変化する。
【レストラン】店の格にもよるが、5~10%程度。
クレジットカードでの支払いでは、伝票の合計額にチップ相当額を自分で書き足して支払う。
【ホテル】ベルボーイやルームサービスに対し、1回につきE0.25~0.50程度。
【タクシー】料金の5~10%程度。
【トイレ】料金が表示されている所もある。サービス係がいて指定がない場合はE0.30~0.50程度。
【ガイドツアー】現地発着のツアーでは、最後にお礼程度のチップを渡す人も多い。
税金
ほとんどの商品にTVA(フランス語。オランダ語ではBTW)と呼ばれる付加価値税が21%かかっている。ただし、EU滞在
が3カ月未満の旅行者は手続きをすれば、この税金は手数料などを引かれて戻ってくる(還付は1日あたりE125.01以上
の買い物をして使用せずに持ち出す場合のみ)。タバコ類やホテル、飲食、一部の食料品は還付されない。
ベルギーの電圧とプラグ
大部分が220Vで、50Hz。プラグは2相のCタイプ、または3相のSEタイプ。
日本国内用の電化製品は使えないので、変圧器が必要。
Cタイプの差し込み口 SEタイプの差し込み口
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ベルギーのビデオとDVD方式
テレビ・ビデオ方式(PAL方式)は、日本やアメリカ(NTSC方式)と異なるので、一般的な日本国内用ビデオデッキでは
再生できない。ソフト購入時に確認を。
ベルギーの水
水道水は飲用が可能。硬質な水の味が気になる場合はミネラルウォーターの利用を。
ベルギーの郵便
【郵便料金】郵便料金は、日本へのエアメールの場合、ハガキE0.90、封書50gまでE0.90。
【一般的な営業時間】平日9:00~17:00。主要郵便局のみ、土曜営業するところもある。
ベルギーの電話のかけ方
【ベルギーから日本への電話のかけ方】
00(国際電話識別番号)
▼
81(日本の国番号)
▼
相手先の電話番号(市外局番の最初の0は取る)
【日本からベルギーへの電話のかけ方】
日本からブリュッセルの(02)123-4567にかける場合
国際電話会社の番号
001(KDDI)※1、0033(NTTコミュニケーションズ)※1、0061(ソフトバンクテレコム)※1、005345(au携帯)※2、
009130(NTTドコモ携帯)※2、0046(ソフトバンク携帯)※3
▼
010(国際電話識別番号)※2
▼
32(ベルギーの国番号)
▼
2(エリア番号、最初の0は取る)
▼
123-4567(相手先の番号)
※1 「マイライン」の国際区分に登録している場合は不要。詳細はURL www.myline.org
※2 NTTドコモは事前登録が必要。auは、010は不要。
※3 ソフトバンクは事前登録が必要。0046をダイヤルしなくてもかけられる。
その他 【ユースフルアドレス】 警察 TEL 101、消防 TEL 100、救急 TEL 112
【現地での電話のかけ方】
ベルギー国内での通話は、エリア内でも必ずエリア番号からプッシュすること(エリア番号は市外局番扱いにはなっていない.
市内通話は1分間E0.30(公衆電話は場所により異なる)。
公衆電話のかけ方は日本と同じで、硬貨より、カードのみ使用できる公衆電話が多くなっている。Belgacomのテレホンカード
はE5、E10の2種類(店によって販売されていない種類もある。有効期限あり)。電話局、郵便局キオスクなどで買える。
また、一般のテレホンカードよりもお得なプリペイドカードも発売されている。何種類かあり、E4~50まで、値段は発行元など
により異なる。使用方法などは購入時に確認を。国際電話は公衆電話からダイヤル通話ができる。
日本までの料金はE0.52/分+接続料E0.1060/回。
平日19:00~8:00と土・日曜・祝日は割引料金。なお、ホテルの部屋からかける場合は、通常より割高。
ベルギーの安全とトラブル
日本人女性の一人旅を狙った犯罪も報告されている。ブリュッセルなど大都市では、数人のうちのひとりが
話しかけた際に、ほかの人が荷物をひったくるといった手口もある。とにかく手荷物を体から離さない、
貴重品の持ち方を工夫するなど、各自注意したい。なお、ブルージュやブリュッセルでのトラブルが多いようだ。
ベルギーのマナー
年齢制限 タバコ、お酒ともに16歳から。また、レンタカーも会社によって年齢制限を設けている。
下限、上限とも設定されていることもあるので、必ず確認を。


